グルコサミンと薬の相互作用

 

特に40代以上の世代に人気のサプリメント成分、グルコサミン。ほとんど副作用もなく、関節痛の改善や、美容に効果が期待できるので、積極的に取り入れたい成分ですが、病気の治療をしている人は注意が必要な場合があります。一般的に知られている、グルコサミンと薬の相互作用をご説明します。

 

ひとつは、『糖尿病の治療薬』です。血糖値を下げるための血糖値降下剤の効果を弱める可能性があります。そうすると、高血糖を引き起こすかもしれません。しかし、必ずしもそうなるわけでもなく、多量に摂取しなければ問題ないという報告もあります。グルコサミンを摂取するときは、医師などの専門家に相談すると安心でしょう。
さらに『ワルファリン』という抗凝固剤も注意が必要です。一般的に、血栓塞栓症の治療や予防に用いられています。ワルファリンとの相互作用により、血液の流れがよくなり過ぎて、出血傾向が見られたという報告があります。しかしこちらも、多量摂取しなければ問題ないという意見もあるので、かかりつけの専門医に相談するのがよいでしょう。

 

健康増進のためのグルコサミンも、相性の合わない薬もあるようなので、主治医に相談すると安心です。
メーカーによっては、飲み合わせの相談窓口を設けているところもあるので、一度確認してみるとよいでしょう。

 

グルコサミンの推奨量

 

グルコサミンは他の栄養素と同じく、大量に摂取すれば良いというわけではありません。
大量に摂取しても全てが有効活用できるわけではありませんし、体質によっては下痢や便秘を引き起こしてしまうことがあります。
ではグルコサミンの推奨量はどれくらいかというと、これは体重によって変わってきます。
一般的には体重が54~90キログラムの人で1500ミリグラムとされていますから、この涼を目安にして摂取していくと良いでしょう。
体重がこれよりも軽い54キログラム未満の場合は1000ミリグラム、体重90キログラム以上の場合は2000ミリグラムが推奨量になります。
ただ通常の食生活でこうした摂取量を満たすということは非常に困難です。
例えば牛乳100ミリリットルに含まれるグルコサミンの量は0.11ミリグラムほどですから、サプリメントで摂取していて、通常の食事と合わせると推奨量を超えるというようなことはないでしょう。
もともと体の中にある成分でもありますから、多少摂り過ぎたとしても即座に問題が発生するわけではありません。
ただ問題となるのはサプリメントを大量に飲み、健康になろうとしてしまうことです。
サプリメントの大量摂取をすると体調不良を引き起こしてしまうことがありますから注意しましょう。