ヘルニアにならない生活とグルコサミン

 

ヘルニアは比較的有名な病気のひとつとしてあげられています。構造上、椎間板や線維輪の部分に亀裂が入り、中に含まれる髄核という部分が外に向かってでている状態からおこり神経組織の圧迫がおこっているものを指します。ヘルニアの症状としては激しい腰痛や下肢痛、しびれなどがあげられます。ヘルニアの症状の中で進行性の麻痺があるものは治療対象として考えます。それ以外は保存療法があげられます。保存療法の中には、コルセットによる安静や薬物療法には消炎鎮痛薬や筋緊張弛緩薬などが有効とされています。それ以外で改善させる効果があるといわれているものにはグルコサミンサプリメントがあります。グルコサミンの抗炎症効果や抗鎮痛効果が今問われているようです。実際に、医師や研究者の中には効果があるとするものもおられますし、効果があるのかないのかはっきりしないと迷っているものもいるとのことで意見には偏りがあります。実際に言われていることには、グルコサミン自体には腰痛やしびれを改善させる効果があるわけではないようですが患者本人への負担や副作用での心配は少なくてすむのがおすすめです。症状が悪化してしまっている病気に対してグルコサミンの効果で痛みの緩和ができると考えるのではなく、病気をおこす前から補助的に飲んでいて関節周辺の状態を悪くしないように維持するものと考える方が良いと思います。

 

グルコサミンは病院で処方される?

 

グルコサミンが含まれる健康食品などで、関節痛などの症状が緩和された人は少なくはなく、そういった経験がある人はグルコサミンの効果を感じています。効果を感じていればほとんどの人が継続して使用するものですが、案外その費用はかさむものです。保険適応になれば大変助かりますが、今のところグルコサミンのサプリメント等の扱いは栄養補助食品であり、あくまでも健康食品の一つです。医薬品でなければ保険適応にはなりません。医薬品として認められるには確固たるエビデンスが必要ですが、との点についてはまだ得られていないものです。民間療法などを見ればわかりますが、多くの人が改善された感覚を持っても、そのエビデンスが得られていないと言うことはよくあることです。エビデンスが得られていなくとも、効果を否定するものではありません。しかしその時点では保険を適応するわけにはいかず、医療費控除の対象にもなりません。欧米などでは適用となっているケースもあり、また日本においてもヒアルロン酸注射が適応となっていることから見て、これから先適応されることがないとは言いきることはできません。しかし「いつ頃」かも解らなければ、本当に適応されるようになるのかどうかも現時点では予想もつきません。