グルコサミンとアセチルグルコサミン

 

グルコサミンは、人為的に摂取する必要があり、摂取しても体内ですぐに吸収できない成分ですが、アセチルグルコサミンは肌、軟骨、関節液、目や脳など体内にもとから存在する成分で、肌の潤いの成分のヒアルロン酸を量産を促進し、成分そのものが直接体内の各箇所に摂取される、という違いがあります。
関節痛へ起因する軟骨に効果が期待できると知られているグルコサミンは、摂取すると体内に一旦吸収されて、体内にもともとあるアセチルグルコサミンに変換された後、軟骨の修復や肌の潤いの生成など各体内の組織に吸収されます。そのため、グルコサミンは変換されなければ利用される割合が低く、体内に届かないので腸で排出されやすいため、量を沢山摂取する必要があります。一方アセチルグルコサミンは、もともと体内にもあるため、摂取後にそのまま利用することが可能で、体内で利用される割合が高いのです。ヒアルロン酸の成分で、軟骨の摩擦を防ぎ円滑に関節を動かす重要な成分でもあるため、食品などからこの成分を積極的に摂取することが望ましいです。この成分を多く含むのは牛乳ですが、100mlあたり11mgと微量なため、1日の摂取目安を目指すにはサプリメントなどを上手に活用することも良い選択肢のひとつです。

 

医薬品としてのグルコサミンの役割について

 

グルコサミンという言葉を見聞きしたことのある人は多いでしょう。元々は人の体内で作られるアミノ酸で、関節に圧力がかかった時に、その圧力をやわらげてくれるプロテオグリカンという成分のもとになっています。しかし年齢と共に、このグルコサミンは減少して行き、歩いたり、運動をしていたりして関節に圧力がかかった時、大きな違和感や痛みを覚えるようになります。ですから加齢と共に、何らかの形でこのグルコサミンを摂取する必要が出て来ます。
しかしこれは、食物にはわずかしか含まれず、普段の食事からはなかなか適量を摂ることが出来ません。そこで甲殻類、カニやエビの仲間の殻からキチンやキトサンという物質を取り出し、サプリメントとして発売されるようになりました、元々ヨーロッパでは、30年ほど前から医薬品として発売されていて、今でも薬局で購入できる医薬品となっています。一方日本では、主にサプリメントとして有名になっています。しかし中には、臨床実験に合格した医薬品のグルコサミンも出回っていて、サプリメントと違い、コンドロイチン硫酸エステルナトリウムや、チアミン硝化物といった成分も配合され、軟骨の補強のみならず、関節痛そのものにも効果があるとされています。