グルコサミンで骨密度アップは可能なのか

 

骨密度は20歳前後がピークになります。それから40代半ばまではほぼ一定で、50代前後から急速に低下していきます。特に女性の場合は閉経や加齢による女性ホルモンの分泌低下が骨密度を低下させます。骨を作るのに必要なカルシウムは、腸から吸収されて骨へと、取り込まれますが、年をとるにつれ、腸から、カルシウムを吸収するのが上手く出来なくなってしまうのも骨密度低下になる原因の一つです。50代を過ぎた女性に多く見られる変形性膝関節症という病気は、骨の密度の下がる場所が膝の骨でおきると、病気の原因の一つになります。膝関節のクッションの役割を果たしている軟骨がすり減ったりして、膝関節に炎症や痛みがでてくるのです。痛みは普段の生活にも支障を及ぼすこともあり、とても不都合なことです。これまでの医学ではすり減った軟骨の再生はされないと言われてきましたが、グルコサミンが軟骨のクッション性を再生させる力があることがわかったのです。そしてグルコサミンは軟骨の修復を促したり、痛みがある所で起こっている炎症を鎮める働きがあることも確認されています。誰にも簡単で手軽に摂れるサプリメントでグルコサミンを取って、フットワークの軽い生活を送りたいものです。

 

グルコサミンの効果を高めるビタミンC

 

ふたつの栄養素の関係性を理解するためにまずはそれぞれの栄養素が体にどのような影響を与えるのかを知っておきましょう。ビタミンCの主な効能は老化防止と言われています。老化とはいったいなんでしょうか。日々生きていくために必要なエネルギーを人間は体内で作っています。そのときに「活性酸素」が過剰に発生してしまい、繰り返し再生する細胞組織が、その更新に間に合わない場合、体内が酸化し、それが老いにつながります。ビタミンCは抗酸化作用に優れ、血液をキレイにしてくれます。また、細胞を結ぶたんぱく質の橋渡しの役割も担い、これによって免疫力が高まります。
グルコサミンは関節痛に効果があると言われています。歳をとるたびに擦り減っていく関節の中のクッション的役割をする軟骨。老化によってうまれる関節痛の原因となるこの症状に、グルコサミンは軟骨を生成する成分の分泌を手助けし、痛みをやわらげてくれます。
ただしグルコサミンの摂取は即効性がありません。長期にわたって摂取し続けることで効果が出てきます。体内に吸収できる量は微量で、その働きを効率よく行うためにも、免疫力の高い健康な血液の状態を保っている必要があります。そのために、ビタミンCの服用も大切になるわけです。