グルコサミンの構造と働き

 

グルコサミンはコンドロイチンと共に膝の痛みなどの関節痛に効果のあるサプリメントとして広く知られています。そんな身近な存在となった成分ですが、ここでは、その構造と働きについてご紹介したいと思います。グルコサミンは、エビ・カニなどの甲殻類の外皮を形成するキチン質や、また動物体内ではタンパク質の成分として、関節軟骨や腱、靭帯、骨髄、皮膚、結合組織など天然に存在するアミノ糖の一種です。関節軟骨や皮膚にはグリコサミノグリカンという分子が存在しており、関節などの組織が円滑に動くために組織を柔軟にし、水分を保持する働きを担っています。グルコサミンはこのグリコサミノグリカンの構成成分として存在しています。関節の骨と骨のつなぎ目にあるクッションのような役割をした軟骨が年を重ねるとともにすり減ってくるために、関節を曲げ伸ばしするときに関節の骨同士がこすれあってしまい、そのために起こる痛みが関節痛です。グルコサミンの働きとしては、そういったことによっておこる変形性関節症や関節炎の予防や改善が期待されています。その他には抗炎症作用などが挙げられ、骨関節炎や関節リューマチ、更には緑内障の改善などが期待されています。何歳になっても動きをスムーズにしてくれる可能性のある成分ですので積極的に摂取したいものです。

 

グルコサミンと筋肉成分について

 

グルコサミンは、人間に必要な三大栄養素の一つである糖類に属する栄養素で、生きるために必要なエネルギーとして使用されます。関節の中にある軟骨に栄養を与えるためにも有効な成分であるため、特に歳をとるにしたがって不足しがちになる栄養素であるため、積極的に摂取することが推奨されています。
しかし、いくらグルコサミンを摂取しても、それだけでは活発に活動することはできません。身体を動かすにはエネルギーが必要であること、関節がスムーズに動くことに加えて、身体を動かす力を発生する筋肉が必要です。歳をとると筋肉量も減少しがちになるため、グルコサミンとともに筋肉成分となる栄養素も摂取すると有効です。例えて言うならば、エネルギー源になるグルコサミンはガソリンであり、そのエネルギー源を使って力を発生する筋肉はエンジンの様なものです。どちらか一方が不足しても、思うように動くことは難しくなります。
特に歳をとるなどして体を動かさなくなると、筋肉量は減少の一途を辿ります。また、軟骨も衰えてしまい、関節を動かすと痛みを感じるようになってしまいます。そのため、この両方の栄養素を摂取し、適度な運動をすることで、毎日筋肉を使用し、軟骨の健康も維持することができるため、動きやすい体を維持することができます。